最近、テレビやネットなどでもよく耳にするようになった「SDGs」。
読み方は「エス・ディー・ジーズ」です。
持続可能な開発目標ーSustainable Development Goalsーの頭文字を取ってSDGsと呼ばれるようになりました。
よく聞くようになったのは最近ですが、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲット・232の指標から構成されています。

出典:国連広報センター公式Webサイト
また、日本では3つの柱を中核に「日本のSDGsモデル」を加速していくとしています。
- ビジネスとイノベーション~SDGsと連動する「Society5.0」の推進~
- SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境に優しい魅力的なまちづくり
- SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント
今回の記事では、エンライズが企業としてどのような取り組みを行っているかについてご紹介をしていきます!
女性活躍を推進!働きやすい環境づくりを!
ゴール5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
調べていくと、「管理職に占める女性の割合」を増やすという指標(5.5.2)があります。
女性活躍を推進するためには、出産・育児・介護など人生における様々なライフイベントにおいても、働きやすい環境を企業が用意することが必要です。
単純に女性管理職を増やすだけでは、ライフステージが変わった際に継続して働くことが難しくなってしまいます。
そのため、エンライズでは、女性活躍推進法に基づき2019年4月1日~2022年3月31日までの行動計画を策定しています。

表の課題2にもあるように、エンライズは平均年齢が20代後半と若手社員が多いため、実際にライフイベントを迎える社員が少なく、出産・育児・介護をしながらキャリア形成していくというイメージがまだまだ薄い状態です。
2019年に行動計画を策定してから、現在までにライフステージに変化のあった社員は、極わずか。
しかし、エンライズはグループ全体で11サービスを展開しており、ライフステージの変化に合わせて、その人に合わせた職種・働き方というのを一緒に考えていくことができます。
現在は、スケジュールを見直し制度を整えつつ、一人ひとりの意識を高めるためのアンケートを取って研修を実施し、働く社員たちの意識を高め、少しずつ女性の管理職を増やしています。
雇用の創出とICTスキルを有する人財の育成
ゴール8. 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
指標(8.6.1)には「就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない15~24歳の若者の割合」を減らすという記載があります。
エンライズでは、IT未経験の若手人財を採用し、独自の研修機関「ENRISE Academy」にて育成を行い、エンジニアを輩出しています。
年間を通して若手人財の採用と育成に力を入れており、雇用の創出に繋がっています。
また、これからの採用活動では、新卒・第二新卒と呼ばれる採用枠を増やしていく計画なので、SDGsで示されている24歳までの若者を今まで以上に積極的に採用していく予定です。
ゴール4. すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
ゴール4の日本の評価は、達成に近づいている(SDG achieved)と評価されてはいますが、指標(4.4.1)の中に「ICTスキルを有する若者や成人の割合」を大幅に増加させるという記載があり、エンジニアの育成はゴール4の更なる達成に繋がります。
インフラエンジニアによって支える社会のIT基盤
その他にも、各項目をターゲット・指標まで細かく見てみると、実はエンライズと繋がりがあるものがあるんです。
例えば、以下のような金融機関の目標。
ターゲット(8.10) 国内の金融機関の能力を強化し、全ての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する。
指標をみていくと、(8.10.1)「成人10万人当たりの商業銀行の支店数及びATM数」・(8.10.2)「銀行や他の金融機関に口座を持つ、又はモバイルマネーサービスを利用する成人(15歳以上)の割合」というのが出てきます。
ここで出てくるATMやモバイルマネーの裏側を除いてみると、それらを利用するために必要なサーバー・ネットワークを支えているのがインフラエンジニアです。
現在の私たちの生活は、あらゆるところでITインフラと繋がっています。見えないところで社会の基盤を支えているのが、インフラエンジニアなのです。
まとめ
以上を簡単に纏めると、エンライズでは以下の3つについて取り組んでいます。
- 男女ともにライフステージに合わせた働きやすい環境づくり
- 雇用の創出
- ICTスキルの育成
持続可能でより良い世界を目指すために、今後も目標(ゴール)に向かって取り組んで参ります!
この記事を書いた人

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エンライズ通信 副編集長。
新卒でITエンジニアとして入社し、クライアント企業のネットワーク運用業務を担当。 2019年、本社のバックオフィス業務を兼務しながら広報室に就任。
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