ニューノーマルについて考える ~with コロナにおける価値観の変化~

ワーク

最近よく聞く「ニューノーマル」という言葉。with コロナの時代において多く耳にするようになりました。

もともとは、ビジネスや経済学の分野において使われており、2007年から2008年にかけての世界金融危機やそれに続く2008年から2012年にかけてのリーマンショック後における金融上の状態を意味する表現でした。

つまり、ニューノーマルという言葉は自分たちの置かれている社会の状況が大きく変化するときに用いられていることが分かります。

この記事では、新型コロナウイルスを通して起こった変化についてエンライズグループ代表取締役グループCEOの吾郷 克洋に話を聞きながら、新たに設置されたニューノーマル推進室の取り組みについてご紹介いたします。

コロナによる変化とこれからのエンライズグループ

ー新型コロナウイルスによってどのような変化がありましたか?

吾郷
自身や会社、ステークホルダー、それから仕事だけじゃなく家族や考え方など、いわゆる価値観というのが大きく変化したね。

大きな痛みを伴うところから、考えるきっかけになった。

コロナが始まってから一年弱、今までこんなにも全員が同じテーマで考えることって今まであんまり無かったことじゃないかなという気がしていて、共通の敵というか、共通の目的意識や一体感によって散らばっていたものが集約された気がするね。

新しいものが生まれる大きなきっかけというのがコロナによってもたらされた変化なのではないかなと思う。

ー強制的に働き方も変化する中で、リモートワークなどを新しく取り入れてみてどうですか?

吾郷
いいきっかけだったと思っていて、リモートワークやテレワークなどのオンラインでは業務効率が下がるのでは、といったビジネスモデルへの固定観念によってずっと議論されてきたものに対してスピード感が増した。

働き方を変えることによって、その人のこうなりたい、こうありたいという姿により近づけることが出来るようになったと思う。

次にはワーケーションだとか、ユニークなワークスタイルがみられるようになって、ITと食とか住宅、車とか、プラスαで更に生活や人とのコミュニケーションを変えられる革新的なものが見つかるような気がしている。

ー今のコロナの状況をどのように捉えていますか?

吾郷
危機的なものはあるんだけど、ビジネスチャンスの方が大きいんじゃないかという風に自分自身は感じているかな

ウイルスには出口があって、今までの歴史と同じように、コロナもワクチンが出来れば克服できるわけだよね。

人間が生きていく中で痛みは当然ある、でも先の未来に対しては非常にポジティブに捉えていて、変革の時期なんではないかなと思っている。

ー今後、コロナによってどんな変化が起きると思いますか?

吾郷
仕事とプライベートという垣根が取っ払われるんじゃないかなって気はするんだよね。

自分の将来ありたい姿に対しての仕事があれば、生活の為だけに働くライスワークでなくライフワークとして、多様性というか、性別を問わず自由にフレキシブルにうまく生活の中に取り入れて対応することができる時代がくるんじゃないかなと。

なので、そういう時代の中にこのエンライズグループとしてどういう風に関わっていくか、みたいなことを考える機会になる気がする。

あとは、個の力や組織の力といったものが、再定義されるような気もするよね。

長く働くことに価値があるのではなく、アウトプットという成果物に対しての価値という評価に変わってきている

そこに対しては個としてのスキルを磨かなければならない。

個のスキルを磨くだけじゃなくて、それをしっかりと評価する会社のあり方も考えなければいけないね。

選ばれる個、選ばれる会社にするためには、経済合理性だけじゃなくて、社会的な課題に対して進んでいくということが大切だと感じていて、個も会社も両輪ではないと生き残っていけないと思う。

ー コミュニケーションに対する変化についてはどう思いますか?

吾郷
コミュニケーションの今後のあり方には悩んでいるところがあるね。

私は今まで、コミュニケーションをとりながらアイデアを出し合って、それをどんどんブラッシュアップしていくという進め方をしてきて、今でもすごく大切にしているんだけど、最近はコミュニケーションって何で必要なのって、みんな思いはじめてるかもしれない。

価値観というか意識というか、そこら辺が合っていかなくなると、個としての生活は成り立つけれども、組織として成り立たなくなるのではないかなと感じていて、ここの意識のすり合わせ方については、課題感を感じているかな。

ー「ニューノーマル」を踏まえて、これからのエンライズグループはどうなっていきますか?

吾郷
ニューノーマルという言葉は、一般的な意味では、新しい生活様式だけど、アンライズでは「新しい価値観」であるべきだと思う。

一番はじめにも述べたように仕事や家族、プライベート、そういったものを新たに定義できると新しい価値観というものが見えてくるんじゃないかな。

エンライズを立ち上げてから成し遂げたかったもの…例えば10年で100サービスとか、想いはあっても、それをどういうふうに実現しようかというのを非常に模索してきた中で、個人の成長=会社の成長というのが、だんだん実現できる環境、土壌ができてきた。

そこに今回のコロナが現れて、グループ会社構想においての5年10年先の計画というのが、少し見えてきたかなというところを感じている。

エンライズグループのあり方というのは、「IT人財市場」っていうものを組み込んでもらうと非常に分かりやすいかなと思う。

事業を多角的につくっているので、進んで行く道が色々なところに広がっているように見えていると思うけど、実際は広がっていながら焦点を当てているんだよね。

これは何かというと全部人軸。

専門性をもったIT人財市場に対して、色々と価値を高めることによってサービス提供を考えている。

IT人財を活用したい日本全国の中小企業を支援をする、そうすると中小企業は活性化して、その地域の貢献に繋がったり、IT人財市場の成長のためのサービスとか、その人たちが生活する上で必要な家とか食事とか、そういったものを提供できるようなところ、仲間たちが集うような環境=コミュニケティをつくりたいね。

色々な事業ドメインがあるんだけど、向いている先は全てIT人財市場。

全ては人フォーカスで、人から出るアイデアとかサービスが軸になっているというのを理解してもらいたい。

ニューノーマル推進室の発足

withコロナによって起こった新しい価値観の変化によって、企業としても新たな取り組みが始まりました。

2020年10月に発足したニューノーマル推進室では、以下の4つの変化についての対応を包括的に推進していきます。

①顧客対応の変化

感染防止のため、必要以上の接触は避けるようにし、顧客との企業間のやり取りにおいても、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議ツールの活用を積極的におこなっております。

また、オフラインのものに関しては、ソーシャルディスタンスの適正確保を前提に、実施をしております。

②人財確保・人財育成の変化

エンライズグループが、最も力を入れている「人財の育成」では、4月に入社をした新入社員を含めた、グループ全社員への研修を、これまでの集合型からリモート型へと切り替えました。

講師および受講者ともに慣れない環境のため、導入当初に懸念をしていた研修効果の低下については、自社開発のeラーニング動画教材(techhub)を活用するなど、運用方法の改善によって、軽微なものとなっています。

引き続き、課題点の抽出と改善への取り組みをおこない、これまで集合型以上の研修効果を出せるよう取り組んでいきます。

③職場環境の変化

オフィス内での感染防止のため、これまでの固定デスクをフリーアドレスへと変更し、かつオフィススペースへの人数制限とをおこなっております。

また、オンラインでのミーティングが増えたのを機に、利用頻度の減少した会議スペースを開放し、ワークスペースをより広く確保できるようにしました。

フリーアドレスの導入は、感染防止への効果だけでなく、社員間コミュニケーションの促進にも寄与しています。

④業務体制の変化

フリーアドレス、リモートワークの導入にともない、チャットツールやタスク管理ツール、電子契約サービスの利用が促進し、また、現在稼働中の基幹システムについても、より適した仕様への見直しなど、デジタル化に取り組み始めています。

各ツールの利用は、まだ試験運用の段階であり、今後もより最適な業務体制の構築に努めてまります。

新型コロナウイルスによってもたらされた変化は、始まったばかりです。

これからも日々中で、より良い暮らしを求め更なる変化が起こり続けニューノーマルが形成されていくでしょう。

今後もエンライズグループでは、時代に対応したより良い働き方を求めて推進していきます。

この記事を書いた人

長谷川 愛梨
長谷川 愛梨
エンライズ通信 副編集長。
新卒でITエンジニアとして入社し、クライアント企業のネットワーク運用業務を担当。 2019年、本社のバックオフィス業務を兼務しながら広報室に就任。

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