夏といえば皆さん何を連想しますか?
子どもの頃はながーい長い夏休みがありましたよね。
社会人になると、長期のお休みはなかなか難しいので、1ヶ月近くもある学生の夏休みはうらやましい限りです。
学生の中には、この期間にインターンシップに参加する方も多いのでないでしょうか?
エンライズにも、8月4日から11日の約1週間、日本工学院八王子専門学校より3名のインターン生がやってきました。
エンライズアカデミーのネットワーク講師である山内さんは、2020年10月より日本工学院八王子専門学校でネットワークの授業を担当しています。
今回は、そのご縁をきっかけに実現したインターンシップについての様子をお届けします。
教材制作をお手伝い

インターン生は、みんな山内さんの教え子です。
今回は山内さんがおこなっているネットワークの教材制作を担当しました!
教材とは、HR事業で展開しているITインフラ資格の取得を目指すeラーニング講座『TECHHUB』で提供している教材のことで、山内さん監修のもと演習データ・手順書の作成をおこないます。
ひとつの問題に対して、構成図やコマンドを準備し、パワーポイントで見やすくまとめたり、パケットトレーサーで演習のための構築作業をしたり、やることは盛りだくさんです。
初日と最終日は代々木のオフィスにて作業をおこないましたが、こんなご時世なので、その他の日は、zoomを繋いで全てリモート作業となりました。


今回、作成した一覧はこちら↓
【基本設定編】
①ルータとスイッチの基本設定 |
②SSHとTELNETの基本設定 |
③IPv4 スタティック ルートとデフォルト ルートの設定 |
④IPv6 スタティック ルートとデフォルト ルートの設定 |
⑤ポートセキュリティの設定 |
⑥VLAN構築の設定 |
⑦ACLの設定 |
⑧NAT_POOLの設定 |
⑨PAT_INTの設定 |
⑩OSPF1_RouterIDの設定 |
⑪OSPF2_Priorityの設定 |
⑫OSPF3_MultiAreaの設定 |
⑬OSPF_HSRPの設定 |
⑭DHCP_OSPFの設定 |
⑮OSPFトラブルシュートの設定 |
⑯RSTPの設定 |
⑰VTPの設定 |
⑱Etherchannelの設定 |
【構築編】
①VLAN間ルーティング_L3スイッチ構築編 |
②VLAN間ルーティング_OSPF構築編 |
③VLAN間ルーティング_OSPF構築編_LP編 |
④VLAN間ルーティング_EIGRP構築編 |
⑤VLAN間ルーティング_EIGRPデフォルトルート_PPP構築編 |
⑥VLAN間ルーティング_EIGRPデフォルトルート_NAT編 |
⑦VLAN間ルーティング_EIGRP_RSTP-EtherChannel編 |
⑧VLAN間ルーティング_EIGRPデフォルトルート_ACL編 |
1週間で、なかなかのボリュームです!
インターンシップを終えて
最終日、3名のインターン生に感想を聞いてみました。

――1週間のインターンシップお疲れ様でした!
リモートの日が多かったですが、作業はいかがでしたか?
堤さん:
普段から多少はリモート授業をやっているので、学校と同じ要領ですが、オンラインの授業だと聞きたいことを聞ける環境があまりないので、みんなで話をしてお互いに補い合いながら作業を進めることが出来るのはやり易かったです。
コマンドが分からないときなど、授業で学習したはずのことを思い出せなかったりすると、自分の勉強不足を感じました。
三橋さん:
初日に、モニターを見せ合いながら作業していたので、リモートになるといちいち画面共有をするひと手間が増えてしまい最初はやりずらさを感じることもありました。次第に慣れていきますが、すぐ隣にいるほうがやっぱり聞きやすいですね。
今回は、山内先生の凄さが垣間見えました。自分たちがやった作業をいつもは全部1人でやっていると考えると、作業量に驚きです。
柴田さん:
初日にモニターを使って作業していたので、リモートになって画面が小さくなったのがとてもやりづらく感じました。あの量の作業を1つの画面でやるのは大変でしたね。でも、zoomで音声を繋げっぱなしにしていたので、質問が気楽にできて良かったです。
何時間も同じ姿勢で作業するというのが大変でした。


――楽しかったのはどんなところですか?
堤さん:
みんなで話をしながら、「これどうだったっけ?」と聞き合いながら、仲良く進めることが出来たのが、楽しかったです。
三橋さん:
山内先生の授業は、いま学校に通っていて1番楽しい授業で、やりがいのある授業なんですが、以前、他社の企業説明会でCiscoルーターを使うのはもう遅れていて、時代はクラウドという話をされたことがありました。自分としてはすごく心外で、じゃあ自分たちが学んでいることは何なんだろうと思ったりもしたんですが、今回、自分たちが学んできたことを活かして仕事をする経験ができて、やりたいことをやれているのが楽しかったです。
柴田さん:
学校の延長線というか、学校でやったことを自分たちで形にしていくというのが最初は苦戦しましたが、みんなで話しながらテンポよく作業が進んだ感覚が気持ちよくて楽しかったです。
――――――
最後に、山内さんにもお話を聞きました。

――皆さんの取り組みはいかがでしたか?
山内さん:
作業は、授業でやっていた内容ではあるんですが、最初は大丈夫かなと心配していたので、こんなにやってくれると思わず、感動しました。
これと同じ事やってくださいといったような簡単な作業にすれば良かったんですが、何しろ今回のインターンシップは私の作業のお手伝いということで、自分たちで考えて、自分たちで作ってほしいという思いもあり、全然できなくてもしょうがないと思っていましたが、チームワーク良く、大事なデータをすごく慎重に作業してくれました。
こちらが依頼した内容を、受け身ではなく積極的に聞いてくれて、自分たちで知恵を出して工夫していたのがすごく素晴らしかったです。
リモートの日に、私が研修中、3人に作業をお任せしちゃう時間があったんですが、私の心配をよそに、1人困ると2人が助けて、ちゃんと3人でzoomの中で話し合いながら進めてくれていました。
どんどん自分たちで進めてくれるので、とても助かりました。
今回のインターンシップは学校に戻って、成果を報告する発表会があるみたいなのですが、3人はプレゼンできる成果物のデータがしっかりあるので、非常に堂々とプレゼンしてくれると思います。
――――――
今回、私も企業説明のパートを担当させてもらい、自己紹介など雑談やインタビューを通してインターン生と色々なお話ができて楽しかったです。
エンライズコーポレーションでインターン生を受け入れるのは初めてでしたが、山内さんが普段からとても慕われているのを感じて、今回のインターンシップが実現して良かったなと感じました。
インターン生のみなさん、お疲れ様でした!

この記事を書いた人

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エンライズ通信 副編集長。
新卒でITエンジニアとして入社し、クライアント企業のネットワーク運用業務を担当。 2019年、本社のバックオフィス業務を兼務しながら広報室に就任。
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