経営と人材・組織開発を繋ぐエンライズのCLOが目指す「学習する組織」とは?

ワーク


エンライズグループは、事業持株会社であるエンライズコーポレーションの設立当初より、ITに触れたことのない未経験の若手を年間を通して採用し、独自の育成機関「ENRISE Academy」にて研修を行い、ITインフラエンジニアを育成・輩出してきました。

エンライズグループにとって、人財の採用と育成は一番の要です。

この記事では、その「育成を強化すべく、2021年1月に、エンジニアが所属しているエンライズソリューション株式会社の「CLO」(Chief Learning Officer)として任命された當麻さんに話を聞きながらご紹介いたします。

CLOとは、「経営と人材開発・育成を繋ぐ執行責任者」と位置づけ、育成という要素を経営視点で見ながら、会社にとって事業をのばすきっかけを作る役割です。

なぜCLOができたのか

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長谷川

CLOができた経緯を教えてください。

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當麻さん

社員の育成・人材開発は組織開発へと繋がり、事業継続の重要な要素になるからです。

「ヒト・モノ・カネ・情報」という企業における4つの経営資源の中で、「モノ・カネ・情報」というのはインターネットやクラウドファンディングなどによって、昔に比べて集めやすくなっています。

しかし「ヒト」は、日本の労働人口が減っている中で毎年企業の採用活動も厳しくなっており、会社を伸ばしていくには、若手を登用して会社を大きくしていくこと以上に、今いる社員が能力値を上げて高いパフォーマンスを発揮できるようにする「人材開発」が必要だと考えました。

そのきっかけにコロナは大きく影響しており、社会経済の停滞という厳しい状況においては、今いる人間のパフォーマンスが企業の明暗を分けます。

ここで跳ねることもできれば、逆に淘汰されてしまうということも起きうる中で、このタイミングで更に企業力伸ばすために必要なことは何かを考え、CLOが必要と判断しました。

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長谷川

どうして編集長がCLOに任命されたんですか?

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當麻さん

現在抱えている課題にいち早く気づき、自ら社長に問題提起したからです。

普段、経営企画と広報に所属している私が何かを発信しても、エンジニアたちと離れた距離でしか関わることが出来ず、なかなか想いが浸透せず、行動を促すことが難しいです。

CLOを設置・任命してもらうことで、より直接的な働きかけできるようになり、「経営と人材開発・育成」の重要性を発信し、実行していけると考えました。

CLOとしての取り組み

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長谷川

CLOの取り組みとして、どんなことをやっているんですか?

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當麻さん

エンライズソリューションの取り組む育成は、エンジニアの育成であり、事業成果に繋がりやすい要素の1つは資格の取得になるので、まずは資格取得者を増やすことから始めていきます。

具体的には、ネットワーク資格であるCCNA・CCNP、サーバ資格であるLinuC、クラウド資格のAWSの取得を目指す社員を集めて、プロジェクトを立ち上げ、すでに資格を取得している社員がサポートメンバーとして研修を行います。

研修を受けている社員が資格を取得すると、今度はサポートメンバーとして教える側となり新たに資格取得を目指す社員を教えます。

この「サポートの連鎖」によって、エンライズソリューション全体の技術の底上げを狙います。

もう一つ新しく始めたのが英語力強化プロジェクトです。

エンライズでは2020年にフィリピンセブ島での新規事業に取り組み始め、今後のグローバル展開に向けて英語力の強化が重要だと考えました。

留学経験のある英語が堪能な社員をリーダーに、有志が集まって英語力アップを目指します。

まずは、TOEICの試験を最低500点以上にすることが目標です。

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長谷川

なるほど、CLOとしてエンジニアの育成だけでなく会社全体の育成を担うんですね。今後の目標などはありますか?

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當麻さん

ENRISE Academyでの研修期間が終わった後のステップを、しっかりと整理して「ENSOLメソッド」を作っていこうと考えています。

資格取得を支援するにも、本人達がなんのために頑張るのか、どう頑張れば良いのかを会社がしっかり示してあげる必要があると思っているからです。

経験を積んでいく中で、自ら勉強や自己向上に務めている人はもちろんいますが、今の段階では、どのように会社から社員に対してアプローチしていくかというところが固まっていません。

このステップを確立することによって、先ほどから話をしている資格取得を全体の30パーセントの人が自身の職に応じた資格を取るという状態を一年かけて達成します。

長い目でみると、これから人生100年時代がきてずっと働かなきゃいけない。

それが、辛いかどうかっていうのは今の若いうちの努力が実るか実らないかっていうのが必要になってくると思います。

そのために、自身で成長を促すことのできる、意識せずとも学びに取り組める組織づくり「学習する組織」を目指していきたい。

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長谷川

當麻さん、ありがとうございました!

この記事を書いた人

長谷川 愛梨
長谷川 愛梨
エンライズ通信 副編集長。
新卒でITエンジニアとして入社し、クライアント企業のネットワーク運用業務を担当。 2019年、本社のバックオフィス業務を兼務しながら広報室に就任。

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