みなさん、こんにちは。
11月に入り寒さが本格的になってきて、そろそろマフラー・コートの出番ですね。
早いもので今年もあと残すところ2か月となりました!
今回は、入社7年目の女性エンジニア・山田さんにお話を聞いた様子をエンジニアインタビューのVol.3としてお届けいたします!
ネットワークエンジニアとして運用保守を幅広く対応


それでは、まず今の業務内容を教えてください。

製造業をおこなっている鉄鋼メーカーのお客様のもとでネットワークエンジニアとして働いていて、アプリやサーバーのチームが新しいサービスをどんどん構築するので、通信制御などの設定変更を毎週のようにおこなっています。
あとは、疎通不可調査や機器のリプレース作業、時にはフロアの配線を引くために床下を開けて作業をしたり、お客様の要望に合わせて臨機応変に幅広く対応します。
最近印象的だったのは、VPNのアカウント発行ですね。
お客様がリモートワークで自宅からでも業務環境にアクセスできるよう1日に500~600件の登録作業をこなしました。

1日に500~600件…数が膨大ですね。

はい。それまでは出張する社員のためにおこなうことが多く、一度の作業で数件の対応が主だったので、いきなり数百倍に増えた数をこなすのはかなり大変でした。

今の現場にはどれくらいいますか?

2015年8月からなので7年くらいです。エンライズでは、計画的なローテーションによって数年経ったら別の現場で経験を積むことが多いですが、私は現場の状況や新人の育成計画などでなかなかタイミングが合わず、気がついたらだいぶ月日が経っていました。

もうベテランですね。今のところローテーションの計画は無いですか?

いえ、あります。ただ、先に別のエンライズメンバーが抜けて、新卒のメンバーが参画することが決まっているので、その後ですかね。
でも、10月からは今まで私が担当していたエンライズメンバーの主任責任者を、今後のローテーションを見据えて、後輩にバトンタッチしました。

社内でも部門長としてマネジメント業務をおこなっていますよね。

はい。今年から社内の体制が変わり、昨年まで3,4人だった部下の数が、今年は10人以上になったので最初はまとめきれるか心配でした。でも、みんな協力的なので上手くいっています。月に1度の1on1などは次長と分担してやっています。

山田さんのラインは次長も女性なので連携し易そうですね。

昨年も一緒にマネジメント業務をやっていたので気づくところが似ている気がします。私が強めに言ったら次長が優しくフォローしてくれたり、参考になる部分があるので自分の勉強にもなっています。

部門長として、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

部下の成長を感じたときです。部下といっても現場が違う人もいますし、リモートワークもあり普段はチャットでのやりとりが中心ですが、前回指摘したことが次の時には改善されていたり、今まで出来ていなかったことが自らできるようになっていたりする姿をみると成長を感じます。
良いことも悪いことも、現場で受ける影響は大きいと思っていて、私が指摘したことだけでなく現場で良い影響を受けて成長していると嬉しいですね。

ちなみに、リモートワークはどれくらいの頻度でおこなっていますか?

いまは週2日出社して3日はリモートワークなので半々です。
出社した方が連携の取りやすさなどはありますが、家の方が時間を有効に使えるので今は自分にとって丁度良いです。

同感です!この先もバランスよく続いて欲しいですね。
部門長として業務をおこなう中で大変なのは、どんなことですか?

とにかく情報量が多いので、どこまでをメンバーに共有するかを精査したり、伝える情報にスピード感を持たせることです。
他のラインのメンバーは知っていて、自分の部下がまだ聞いていないということが無いようにスピード感は特に意識しています。
ライフステージが変わってもエンジニアとして働きたい


では、この先のキャリアプランなどはどのように考えていますか?

私よりも上の役職の女性エンジニアがいないのでイメージしづらいですが、エンジニアは手に職があって戻ってきやすい業種だと思うので、ライフステージが変わったとしても戻ってきたいと思っています。

既婚の女性社員が少ないので、産休育休となるとエンライズにはまだまだ実例が少ないですよね。

そうですね。なので、言わないと気づいてもらえないこともあると思うので、気づいたことや希望などはどんどん伝えていこうと思っています。

気づいたことを発信していくのは重要ですね。
これからの働き方という点で考えると、山田さんがいま担当しているTECHHUBの業務は、柔軟な働き方のひとつとして、これから重要になってくる気がします。どんなことをされていますか?

HR事業で提供しているeラーニングサービス「TECHHUB」の教材を最後までしっかり受講して資格取得を目指してもらえるよう受講者の学習サポートをおこなっていて、私は講師の山内さんと一緒にCCNAコースを担当しています。
具体的には、オンラインでおこなう週1回程度の講義に同席してアドバイスをおこなったり、チャットからの質問に回答をします。不明点はいつでも質問できるようになっているので、届いた質問をなるべく早く回答できるよう対応します。

自分が理解している内容だとしても、文字だけで相手に分かりやすく説明するのは難しそうですね。

頭では分かっていても人に説明するとなると間違ったことを言ってはいけないので、始めの頃は、自信のある内容だとしても入念に確認して、まずは山内さんと答え合わせをしてから返信をしたり、慎重に回答していました。
最近は、文字だけで説明が難しそうな図のある問題などは、送られてきたキャプチャ画像をパワーポイントに貼り付けて解説文を横に追加するなど少しずつ工夫してやっています。

TECHHUBを利用して資格取得した方の「合格体験記」を私がインタビューさせてもらっているんですが、その方たちの言葉を聞くと皆さん口を揃えてメンターサポートが良かったと言っていますよ!

私も「合格体験記」読ませてもらっていますが、読んでいると嬉しくなりますね。合格した方ってオンライン越しでも顔が違うので、その表情を見て私もやりがいを感じています。

エンライズの中では新しい働き方ですが、今後もメンターサポート業務は継続する予定ですか?

そうですね。今までは、講師の山内さんに自分が教えてもらう立場でしたが、こうして一緒にお仕事をするようになって、山内さんの育成に対する想いを知ることができ、一緒にやるのがとても楽しいです。
山内さんとなら頑張れる、と感じています。

素敵ですね。これからも色々な働き方が増えて、より働きやすい環境が広がっていきそうですね。
山田さんありがとうございました!
気軽に話が聞ける!
今日の記事に登場してくれた山田さんにもっと話を聞いてみたい人がいたら、ぜひお気軽にカジュアル面談にご応募ください♪
この記事を書いた人

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エンライズ通信 副編集長。
新卒でITエンジニアとして入社し、クライアント企業のネットワーク運用業務を担当。 2019年、本社のバックオフィス業務を兼務しながら広報室に就任。
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